熱中症対策・・・
「夏本番を迎えて熱中症が増えている。熱中症は蒸し暑い中で激しい労働や運動の影響で体温を維持する機能がマヒして発症するが、実際には伝統的に高齢者に多く、しかも室内で倒れるケースが多い。
トシを取ると、発汗などの体温調節機能が衰えてくるため、暑さに対する調節がうまく働かないためだ。
脱水状態になって、体内の水分と塩分のバランスが崩れると汗をかきにくくなり、体温が急に上昇しやすくなる。
そうなると、熱けいれんや、めまい、頭痛、吐き気などの症状がおこる。
さらにひどくなって、脳内の体温調節機能がおかしくなると、熱射病になる。暑さによって発生するこうした障害の総称が熱中症だ。
最近、日本で熱中症が急増しているのは、ヒートアイランド現象に代表される気象条件の変化に加えて、暑さに対する現代人の順応性低下も一因とされている。
東京をはじめとする大都市の気温は、こ20年間で夏場30度を超える時間数が2倍以上になった。
気温が30度を超える真夏日に熱中症が増え始め、35度でピークになる。真夏日が増えたことが熱中症多発の原因の一つでもある。
現代人はエアコンが普及したおかげで、汗をっか亡くなり、汗をかく自律神経の働きが弱ったことも影響している。
熱中症になった沖、真水をいくら飲んでも脱水率は50%程度までしか改善されない。
体内の塩分濃度が薄まってしまい、かえって細胞内液の脱水が進行してしまうからだ。
脱水症状をすばやく、しかも完全に回復させるためには、0.1〜0.2lの食塩水か、ナトリウム濃度が100mlあたり40〜60mgのスポーツ飲料をのまなけらばならない。
熱中症は誰にでも起こりうる病気だ。普段から脱水が起こらないように気をつけるとともに、運動の休止、休息、体の冷却といった緊急時の応急措置、そして脱水時の水分補給についての正確な知識を持つことがとても大切といえる(人間総合科学大学教授 藤田紘一郎)」
日本経済新聞 2009年8月9日朝刊16面より・・
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トシを取ると、発汗などの体温調節機能が衰えてくるため、暑さに対する調節がうまく働かないためだ。
脱水状態になって、体内の水分と塩分のバランスが崩れると汗をかきにくくなり、体温が急に上昇しやすくなる。
そうなると、熱けいれんや、めまい、頭痛、吐き気などの症状がおこる。
さらにひどくなって、脳内の体温調節機能がおかしくなると、熱射病になる。暑さによって発生するこうした障害の総称が熱中症だ。
最近、日本で熱中症が急増しているのは、ヒートアイランド現象に代表される気象条件の変化に加えて、暑さに対する現代人の順応性低下も一因とされている。
東京をはじめとする大都市の気温は、こ20年間で夏場30度を超える時間数が2倍以上になった。
気温が30度を超える真夏日に熱中症が増え始め、35度でピークになる。真夏日が増えたことが熱中症多発の原因の一つでもある。
現代人はエアコンが普及したおかげで、汗をっか亡くなり、汗をかく自律神経の働きが弱ったことも影響している。
熱中症になった沖、真水をいくら飲んでも脱水率は50%程度までしか改善されない。
体内の塩分濃度が薄まってしまい、かえって細胞内液の脱水が進行してしまうからだ。
脱水症状をすばやく、しかも完全に回復させるためには、0.1〜0.2lの食塩水か、ナトリウム濃度が100mlあたり40〜60mgのスポーツ飲料をのまなけらばならない。
熱中症は誰にでも起こりうる病気だ。普段から脱水が起こらないように気をつけるとともに、運動の休止、休息、体の冷却といった緊急時の応急措置、そして脱水時の水分補給についての正確な知識を持つことがとても大切といえる(人間総合科学大学教授 藤田紘一郎)」
日本経済新聞 2009年8月9日朝刊16面より・・
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